社風のデザイン 3
木曜日, 14 9月 2006
会社の決め事のひとつに「映画、展覧会をスタッフが見に行く時、その入場料やチケットは会社が負担をする」というものがあります。先日スタッフで話し合ってそこに演劇やコンサートなどの項目を加えました。デザイン事務所の仕事は発想のアウトプットです。仕事に追われてインプットするのもままならないのではデザイン事務所としての「創造力」が枯渇してしまいます。この入場料の会社の負担は待遇、つまりスタッフへのもてなしだとは思っていません。仕事をする上で必要なこと、つまり交通費の精算と同じレベルです。人材の材は財として人財だと思っています。スタッフの心が豊かになることが設備投資などよりも最優先されるべきで、会社の財産です。やはり「モノ」が豊かになることよりまずは「コト」に投資をし、「豊か」ということはいったい何なのかを会社と一緒にスタッフ全員で学んでいきたいと思っています。その豊かさを最大の会社の持ち味とし、仕事をして利益を出し、その利益を社会に還元していく。デザインという仕事が単なる「ゴミの生産」に加担することとならないようにしっかりとヴィジョンを持って、自分や家族、そして社会に「いいこと」をしたいと思います。みんなが寄り集まって「会社」を運営する先には「意義」を問われます。デザインという活動が世の中をよくする小さな活動として続くことを社風として定着させたいですね。まだまだ課題が山積みですが、しっかりと「いいこと」をしていきたいものです。