あのさ、

先日、高校時代の恩師に電話しました。毎年のように年賀状のやりとりは続いていましたが、もう10年近くお会いしていないので、息子さんから電話を替わってもらっている間に、何から切り出そうかみたいなことを考えているとふいに「お、何だ、お前、どした?」みたいな、そこに同窓会以来10年間も会っていないことなどなかったかのようなごく普通の声。こちらもちょっとなんだかほっとしながら「あのさ、先生」みたいに話し始めました。「お前は、昔からそういう面白い生き方を選ぶね」なんて、そういう小さなお説教も、そして、3年という短いながらも濃厚に過ごした日のままの会話がとても嬉しかった。僕は優等生ではなかった。やんちゃばかりしていたので担任の先生をはじめ、職員室の先生方には迷惑をかけっぱなしだった。そんなことを思い出して、ちょっと長電話になりながら、僕のこの10年にあったいろんな話、子供が3人もできて親になったこと、教育やしつけの話。先生は来年で定年を迎えてこれまでの教師生活で考えたこと、学校をとりまくいろんな問題や課題に取り組んだこと、定年前に感じていること、などを話した。今では海の前に住んでいる先生。息子さん達がすでに家を出ているので、部屋が空いているそう。来年の子供の夏休みには家族で泊まりに行く約束をして電話を切りました。お風呂上がりに長電話してしまってスミマセン(苦笑)。また、かけます。「あのさ、先生」って。

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