損益計算書とデザイン

肩書きを聞かれるといつの間にか「クリエイティブディレクター」と表現しています。いつからだったかなあ。28歳からクリエイターと経営者という2つの役割をなんとかこなしてみて、デザインとかプロモーションの依頼の中にはクリエイションと同時に経営というものがとっても重要に絡まりあっていると感じました。35歳くらいになった時に自分の役割を整理してみてこの「クリエイションと経営」の重要な関係を考えました。そのころからこの「クリエイティブディレクター」という肩書きを意識しています。確かに自分の本棚を見ているとデザイン関連が1/3。経営関連が1/3。心理学的なものが1/3みたいな感じ。支離滅裂です(苦笑)。この肩書きは広告の分野においてその総責任者としての役割という認知もされていますが、やはりここには広告に留まらずに考える責任がありそうです。依頼者の「どうにかしたい」に対し、ハゲるほど悩んでその「どうにかを発想する」という仕事。人事やら組織やら税金やら利益やら社会責任やらも要素としてクリエイションする。いいでしょ? 損益計算書の読めるクリエイターって。経営については自分の会社で日ごろから訓練させていただいて、いざ、依頼の企業のデザインには同時に組織の状態を読み取る意識でデザインに望むというのを心がけます。だからクリエイティブディレクター。まだまだいっぱいいっぱいなんですが、デザインすることも経営することも楽しめるいい役割だなあと思いながら。でも、息子に「パパって社長?それともデザイナー?」って聞かれるとうまく説明できないのがもどかしい。この肩書きの認知にも貢献したいなあと思っています。「クリエイティブディレクターを目指しています」という学生の方々が増えたりしたら素敵だな。

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