演出家として

このクリスマスも例年のごとく「いかに本物のサンタが家にやってきたか」を演出するのに工夫を凝らしました(笑)。(まさか、子供たちがこの日記を読んでいないことを祈りつつ..) 我が家には暖炉、というか薪ストーブがあるので煙突があるのですが、その煙突が映画で見るような立派な暖炉のそれとは違って、なんとも質実剛健な、煙を外に出すこと以外の機能を備えていない、つまり、「サンタの侵入を想定している」というものではありません。息子はそれをいたく心配し、定規を持ってきてその煙突の直径を計り、そのまま僕の腰回りを計って一言「サンタはパパよりやせているか?」と心配しました。僕はとっさに「大丈夫、エスパー伊東みたいに入るときに体をクネクネさせてちゃんと入れる」とワケのわからないことを言ってしまい、余計混乱させてしまいました。24日が休日だったこともあって、我が家にはサンタのスケジュールの都合上、23日の夜に来るということに。子供たちが寝静まった夜中に、そっとプレゼントをツリーの下へ、結構かさばる感じのプレゼントが多かったせいでみんなのプレゼントをならべるとツリーの下にはプレゼントの山になっています。居間のブラインドを少し開けておいたりして、サンタが出て行ったというちょっとした形跡も大事な演出です。安心したのも束の間、二階から誰かが降りてくる気配。ん? 誰だ? とドキッとしながら夫婦2人で階段を駆け上がると息子が。「おしっこ….」。我が家にはトイレは1つだけ、しかも思いっきりツリーの前を通過することになります。片付ける時間的猶予はありません。「ちょ、ちょっとまって、いま、一階が大変なことになってるから! あぶないぞ!」とまたワケのわからないことを叫びながら、近くにあった毛布でプレゼントを覆います。そして、それから息子のおしっこをエスコート。できるだけ毛布に目がいかないように、気をそらしながら、かつ、寝ぼけた息子の意識をはっきりさせないように静かに語りかけながら、とおしっこで大騒ぎです。朝には子供たちの狂喜乱舞で起きました。ホッ。徐々に子供たちも「本物のサンタが来た形跡」を求めます。来年はもう少し演出が必要です。演出家としての技量が試されます。

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