やりたいことはやればいい。

昨日は三鷹にある明星学園高校で講演しました。高校生へむけてのキャリア教育の一環としてのものでした。なんだかとても新鮮で、学校へ到着するや、ぶああっと高校時代を思い出して、終止浮き足立ってました。大学のキャンパスみたいで、のびのびとした校風が感じられました。思い返せば、自分も高校時代は「進路」というものをそれまでの小学校や中学校に比べて少しは真剣に考え始めた時期です。そんな揺れ動く世代に向けて、「ものづくりを生業とする」ということを話したのです。大学受験に失敗したこと。仕事を始めてはみたものの、うまくいかなくて転職を繰り返したこと。何かを見いだしたくて、後先を考えずに無鉄砲にニューヨークに渡ったこと。そして、なんだかんだと続けてきた映像の仕事も20年続けているのにいまだに胃が痛くなる日々を送っていること(苦笑)。やりたいことがあるのならば「ひるまない」ということを話しました。僕のあの頃と大きく違って、今は「情報過多」です。なんでもPCやケータイで検索すると「知った気に」なります。この知った気というのが少々クセモノだと思うんです。誤解を恐れずに言えば、まず、自分で体感、経験していないものは基本的に信じない方がいい。「ネットにこう書いてあった」なんていうことを本気にするほどバカらしいものはないと思うんです。ましてや、自分の未来を考える材料としてはあまりにも安上がりです。だから「やる」ということを大切にしようよ。という話。「やりたいことがある」という話を聞けば「やれば」と直球に話したい。まずは「やってから」。ずいぶんと世間は口の達者な感じになったように思います。でも冷静に見回せば有言実行している人は本当に少ないことに気がつきます。僕も、まだまだやりたいことがある。数年後、数十年後、この講演を聞いていた生徒と会ってみたいなあ。

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