デザイン頂上決戦

僕の目標はいくつかあります。20代の時に立てたその目標とその理由はこうです。「オリンピックの映像に関わる事。(何と言っても、世界中が注目する催しです。一応、招致プレゼンには関わったけど、やはり本番に大いに関わりたい。未達成)」、「NHK紅白歌合戦、大河ドラマ、NHKスペシャルに関わること。(日本で視聴率を集めるテレビ番組といったら…と考えた時に頭に浮かんだのがこの3つ。大河ドラマは達成、残り2つ)」、「映画会社のモーションロゴ<映画が始まる時に最初に流れるロゴの映像>を制作する。(角川映画を手がけて一応達成、でもやはりハリウッドかな、ということで未達成とする)」「F1の映像の仕事に関わりたい(オリンピック同様、世界中が注目する催し。BAR Hondaにちょっぴり関わったけど、不完全燃焼、よって未達成)」「NASAの宇宙開発における映像記録に関わる(未達成)」「スーパーボウルに流れるCMの監督(世界一注目度の高いCM。未達成)」。恥ずかし気もなく、公開していますが、こんな子供じみた目標を今ではちょっと楽しみにしながら大切にしています。周りを見回した時、あまりに近すぎる目標で夢の無い話が多くなってきた気もします。近すぎる目標、つまり、どうやったら安定した生活が送れるか、とか、どうしたら定期的な収入を得られるかという考えも、まあ、悪いとは言いませんが、やはり、そんな話、つまんないんですね。そういう、近い目標、つまらない。そして、「世界の最高峰」とか「トップの舞台」とかそういう場所、僕はやはり見たいと思います。ズバリ、僕は「ナンバーワンよりオンリーワン」みたいな話、好きじゃありません。やるならやっぱり一番を目指したい、と。こういうの、きっと、共感を得にくい話かもしれませんが、僕は親父からそう教育されてしまった(苦笑)。「競争するなら一番を狙え」と。だからいちいち「トップの舞台」は意識します。とはいっても僕はデザインとかクリエイティブという世界に身を置いている。この世界、一番ということがわかりづらい世界です。悶々とします。この人が今デザインの一番です!っていうクリエイティブの競技があったら面白いだろうな。もしかしたらカンヌ国際広告祭あたりがそうなのかもしれないけど、結局、なんだか大手の代理店の競争を感じる。世界一の規模の広告会社とフリーランスが頂上決戦とかあったらすごく面白いのに…。そんな風に一番がわかりにくい世界の中で、だから、なんだかこうして、子供っぽい目標を大切にしたいなあと思います。で、今日もデザインの日々です。

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