「だから」じゃなくて「なのに」でいこう。

46歳、腹が出てきた。「しょうがないだろ。オッサンなんだから」と、もう1万回くらい言った気がする。ライザップのCMでつい振り返ったり、Amazonでお腹をへこます器具を夜中に眺めたりする。平和な中年の風景そのものだ。いや、そういう話を書こうと思ったんじゃない。オッサンなのに、カッコイイっていうのは、目指すにはなかなかいいぞ。と思ったのだ。太ってるけど、大好き。なんて言われたらもう君を離さない。そういう「なのに」というのはなかなかカッコイイものだ。イケメン「だから」好き、なんじゃなくてブサイク「なのに」好き。そうそう、そういう感じ。アホなのに、イケてる会社。うん、いい感じ。狭いのに、楽しい家。最高だ。遠いのに、行きたい。ステキだ。高いのに、欲しい。理想だ。人柄なんていうものにこそ魅力が見えてきたりする。疲れているのに、一生懸命。子供がいて毎日が大変なのに、綺麗。偉い人なのに、謙虚。コワモテなのに、優しい。最近話題の地方のことにも言える。なにもないのに、住みたい。不便なのに、行きたい。モノの話はどうか。ボロボロなのに、手放せない。コンプレックスになりそうなものは実は魅力的な武器になりそうだ。胸を張って「だから」じゃくて「なのに」でいこう。

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