フィールド・オブ・ドリームス

大好きな映画のひとつに「フィールド・オブ・ドリームス」があります。いつのまにか忘れてしまいそうだった夢を野球場をつくることで取り戻して行くという物語です。この映画が公開された時に僕は社会に出て働き始めた頃でした。「夢は実現するもの」みたいなことをこの映画から教わった気がします。この連休明けにまた一人、会社の仲間が新しく増えて10人になりました。僕にとっては理想のデザインの「ベースボールチーム」。つまり9人の選手(デザイナー)と1人の監督です。打たれても、三振しても、切磋琢磨しながら試合に負けてもその悔しさをバネに勝ち進んで行くようなイメージを自分の会社のチームに抱いています。設立した時に会社のマークを考えたのですが、その時には「ユニフォームにしてもカッコイイ」というのも意識したほどです。選手それぞれに得意なポジションがある。監督は戦略的に打順などを決めながら指示を出す。ファインプレーやガッツの数々。チームで作り上げたものに歓声があがる。そして、功績を残した選手は名選手として歴史に名を残す。チームの伝統などを作りながら大切にしていきたい。会社という野球場をつくって夢を実現させる。僕にとっての「フィールド・オブ・ドリームス」が少しずつ出来上がって行く実感を噛み締めています。今日はどんなファインプレーが見られるか。毎日が試合です。しまっていこう!

あしたのジョー

我が家は毎年、GWはどこへも行かず家の周りで遊んだり、片付けたり。そんな同じようなGW居残り組(笑)さんへたまにはリコメンドなどを。「東京タワー」や「国家の品格」などを読んで心に刺さった方はぜひ「あしたのジョー」のアニメをレンタルしてみてください。パート1から2までお休みに一気に見るなど。僕はパート2が好きです。このアニメ、確か僕が小学校6年生の頃だったように思います。今見るととても子供向けとは思えません。当時も相当はしゃぎましたが、今僕の中で静かに再ブームです。もちろんコミックもいいんですが、個人的にアニメがオススメ。パート2の後半から主題歌が変わるんですが、オープニングの映像としては名作の域です。こういう骨太なものになかなか巡り会えません。「ぶすぶすとそこらにある見てくれだけの、不完全燃焼とはワケが違う。ほんの瞬間にせよ、眩しいほどに真っ赤に燃え上がるんだ…」名ゼリフが思わず口に出ます。おそらく30代後半から40代の方にはリアルタイムですが、リアルタイムでない方にもふと見ると決まってハマるはず。是非!

普段とは違う行動で生まれる気分

今日は普段しない午前中を過ごしてみました。僕は時間をみつけては英会話スクールに通っているのですが、いつもは夜、帰りがてらに行く所を、今日は午前中。不思議なことに、そういうたった2-3時間をいつもと違う行動をするだけでなんだか足取りが軽やかな気分になります。暖かい陽気のせいもあったかもしれませんが、ちょっと喫茶店でコーヒーを飲みたくなるような、そんな朗らかでふわっとした、そういう感じです。こんな時のために僕はカバンに常に2種類の本を入れて持ち歩いています。1つは「勝負本」。やる気バリバリな言葉が沢山書いてあるようなもの。著名なデザイナーやベンチャー起業家の自伝などです。啓発というほどのものではないのですが、これから短距離の陸上競技が始まるスタートラインで「Set!」と言われているような気分に自分で強制的にするためのものです。以外とこのジャンルの本の選定は難しいです。単に成功した実績だけを並べられたようなものは心に刺さらなかったりして。ですので、何冊かをローテーションにして何度も読んでたりします。そして、もう1冊はやわらかいもの。主に詩集なんかです。高村光太郎なんかが頻度が高いです。今日は、少し寄り道して高村光太郎でした。そうして、そんな気分の中、見つける琴線に触れる言葉で、風景の見え方が変わるから人間の「気持ち」というのは不思議なものです。

YMOとコルトレーン

日帰りの旅で久しぶりに音楽に浸りました。行きはYMO、帰りはコルトレーンというチョイス。僕にはパターンがあります。アイデアを練ったり、考え事を積極的にしたいときに必ず選ぶのがYMO。iPodのプレイリストで自分なりのYMOセレクションを作っていますが、中でも必ず繰り返し聞いてしまう2曲があります。TECHNODELICというアルバムの「Light in darkness」という曲とSERVICEというアルバムの中の「Perspective」という曲。なぜかはわかりません。とにかくこの曲を聴いて映像のアイデアとか企画のアイデアがいままでいくつも生まれています。極端な場合、ミュージックビデオの演出プランを練っている時に、そのビデオにすべき曲を聴かずにYMOを聴いてたりします。感謝感謝の曲なのです。小学校4年生で初めて聴いてから自他共に認めるYMOマニアを経て、未だに聴き続けています。そして帰りのJohn Coltrane。コルトレーンは高校の時、同じバンドを組んでいたベースの友人から薦められてから思いっきりはまって、ついにはNYに行くくらい僕にとってはJAZZの入り口でした。「Ballads」と「A Love Supreme」、そして定番の「Blue Train」をひたすらリピートします。コルトレーンも僕の仕事場には必須で時々オフィスでやや大きめの音で聴いています(スタッフの皆、申し訳ない!)。こういう音楽の話をし始めると止まらなくなりますので自制して(笑)。案外、いつまでたっても好きな音楽って飽きずに変わらないもんですね。僕のシナプスに響く音楽たちです。まだいくつかありますがまたの機会に紹介します。

感じた作品

たまにはリコメンドを。僕の仕事場の傍らに常にある本「Pentagram / Profile」会社の教科書。デザイン事務所としての目標にしています。そして、机の横には厳選の本を並べています。1つは「John Pawson / Themes and projects」Calvin Kleinの路面店をはじめとする彼の作品は僕の琴線にふれる。そして「ABSOLUT BOOK.」シリーズ広告のお手本。1つ1つのウィットに富んだ完成度はもちろんのこと、続けるということの意味を教えられるシリーズ。そして「BRUNO MUNARI / I PRELIBRI」ずいぶん昔に素材をテーマに映像をつくろうと考えていた時期に出会った絵本(?)。考え方に脱帽。「Saul Bass and Associates」Pentagramと同じく、目標。そのデザインへの貪欲さ、誠実な姿勢は頭が下がる思い。そして「FUJII TAMOTSU / A KA RI」写真への執念。デジタル時代だからこそ見習うべき姿勢。こういう刺激に囲まれて日々、やっています。